起業回顧録 1回目(全?回)

この起業回顧録は、いままでのブログ記事と重複した部分があることをご了承ください。

開店を機に、それまでの道のりを私なりにまとめてみました。

(長文ですが、お時間のある方はお付き合いください)

数回に分けて、不定期に連載させていただきます。

1回目(はじまり)

  • 【なぜ起業しようとしたか】

28歳の時、仲のいい友人と二人で、電子機器のプリント基板の設計をCADで行う

会社をはじめました。起業当初はCADが高価で手が届かず手書きでのスタートでした。

起業すると決めてからは、定時で会社を退出したら、設計のアルバイトをしたり、夜遅くまで

会社をどうしていくかの議論を重ねていきました。

起業するということは、まっさらのキャンバスに自分たちの好きな色で好きなように描けるので、

起業準備が楽しくで仕方ありませんでした。

社名、ロゴマーク 、事務所選び、営業方法、資金計画、と 決めなくてはいけないことが目白押しでしたが、

どれも新鮮で、サラリーマン時代の会社にやらされた感がないのが心地良かったのを覚えています。

今、その会社はその友人(パートナー)が、15年ほど前に社長に就任してから成長して、自社ビルを構えて、

40数人の従業員を抱える会社として、今も君臨、成長しています。

今回、起業してみたくなった理由の一つは、その設計会社を起業したときの気持ちを、形は違いますが、

もう一度味わいたいとの気持ちが年々強まり、50代半ばに準備にかかろうと決心しました。

 それともう一つ、昔から食べることにこだわりというか、執着がありまして、要するに食いしん坊なわけで(笑)、

食に関する仕事をしたいと考えました。

  • 【起業は、周囲の協力がないと】

起業したくても、やはり周囲の協力、納得がなければ先に進めない。

幸い、一番身近な妻が全然否定せず、むしろ肯定的であったことが幸いした。何も考えていないわけではないが、楽天家で私を信頼してくれていたことがよかった。妻の協力は不可欠だと思います。今も私の片腕になってもらっています。妹も全面的に協力してくれたのは心強かったです。母には心配をかけてしまうだけなので、軌道に乗るまでは黙っていようと思っています。

  • 【どんなお店を始めるか?】

私の場合、食に関することは決まっていました。こじんまりした小さなお店のイメージがあり、自己資金の範囲で無理せずボチボチできるお店が理想でした。接客は苦手なので、喫茶店、飲食店はダメで、テイクアウト「テイクアウトのみのカレーショップを始めたい」から始まり、コロッケ屋、ワッフル、とコロコロと気移りしていた時期がありました。

ワッフルに決まってからは、ひたすら週末に同時に2枚焼けるアイリスオーヤマのワッフルメーカーが重宝しました。約一年ほどかかりましたが、試作は54回に上りました。試作終盤のワッフルの味は結構いいところまでいったように思います。(今のお店に出したいぐらいの味ですよ! 笑)

ところが、もっと生地にこだわりたいと思い、ワッフルで味を広げるのは限界を感じ、いろんなケーキを調べみたら、簡単で、日持ちする、専門店が少ない。などの特徴の 「パウンドケーキ」に絞って、ネットで調べたら東京(目黒)にある、「エニスモア ガーデン」を見つけて、行ってみたくなり、早速 展示会訪問を兼ねて東京遠征に!ついでに渋谷で人気のスパイスケーキ店(チリームーロ)や、生地にこだわりを持つ有名店(イル プルー シュル ラ セーヌ)にも足を運んで、たくさんの甘いお菓子をカバンに詰め込んで帰路に着きました。東京遠征、楽しかったですねー。宿泊費ケチってカプセルホテルに何年ぶりかに泊まることができました。カプセルホテルも綺麗になって進化していました。こうして、パウンドケーキ に絞って試作を重ねることになりました。ワッフルの54回の試作は決して全く無駄ではないように思いますが少し遠回りをしてしまいました。

次回に続く…

 

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